MTGで満足するための考察

MTGに関する何かを綴ります。日記。メモ。

【イクサラン環境】初日FNMで3-0した【ティムール恐竜】紹介! プッシュも無事4枚目ゲット!

9月のFNMの景品は【致命的な一押し】

霊気拠点の際にも行っていたが、

私は9月は景品を4枚揃えるつもりでいた。

しかし今月は4回しかFNMに参加できな

かったため、毎回獲得する必要があった。

 

そしてイクサラン環境までに3枚獲得。

環境が大きく変わる9月29日を迎えたの

である。

 

結果は3-0。見事【致命的な一押し】を

4枚揃えることができた。

イクサラン環境では青黒海賊と黒単を

組む予定なので、活用させていただく。

 

 

今回は環境初日に使った恐竜の使用感と

強み、弱み、面白みなどをまとめたいと

思う。そしてデッキレシピも最後に記載

する。

 

 

 

■恐竜の強み

・マナカーブ通りに生物が並ぶ

・生物のスペックが高い

・基本的には緑。赤白は補助色

・ほしいスペルも揃っている

 

誰が何といっても順調に回った

恐竜は強い。これは揺るぎないだろう。

何より恐竜との融和だ。

f:id:akiyamamtg:20171001010554p:plain

こいつが事故という言葉から使用者を

解放してくれる。非常に優れたスペル。

2T以降は軽減クリーチャーやマナクリ

を立てつつ3Tに切り裂き顎の猛竜を

立ててアグロビートをしていける。

そして最速3T目に立つこの生物が

4/5 ダメージ受けると1ドローと

化け物じみたスペックをしているだ。

f:id:akiyamamtg:20171001011025p:plain

次ターンには評価の高いレギサウルスが

出てくる。2T目にオペテクの猟匠を出し

ていればレギサウルスにも速攻を付け

11点ものダメージを与えることができる。

f:id:akiyamamtg:20171001011315j:plain

 

 

■恐竜の弱み

・基本脳筋

・白の存在価値が薄すぎる

・飛行にめっぽう弱い

 

赤・緑が基本色になるため、基本的には

動きは単調になりがちである。

これについては好き嫌いが分かれる。

ビートデッキの中でもかなり固定した

動きに部類されるテーマであるため

個人的にはあまり好きなデッキではない。

 

また【ギシャス】というエースカードが

存在していたため、発売前日の夜までは

赤緑白(ナヤ)カラーで調整をしていた。

が、とにかくギシャスが弱い。

恐ろしく弱い。現在の恐竜カードプールに

おいて白を足すという選択肢は皆無に近い

と私は判断する。8マナで出しても脆く、

決定力もない。効果が大味なだけ。

恐竜に関するスペルが白に追加されれば

可能性はあるだろう。

 

また飛行にめっぽう弱い。何かしらの対策

は必要になると考えたほうがいい。

 

 

■恐竜の楽しいところ

・何色で組むか

・サイドボードをどうするか

 

これは是非これから恐竜を組もうしている

人には、この点を意識してほしい。

これだけで恐竜デッキのプレイはかなり

面白くなると思う。

 

まずは色。先に述べた通り白は弱い。

私の中では選択肢として限りなく0に

等しい。

そこで考えたのは黒or青だった。

ジャンドカラーの良さは除去の豊富さ

といったところだろう。正直にいうと

【黒緑恐竜】を検討しているので、

赤を抜いてしまっても・・・?と考えている

これについてはまた後日。

ティムールカラーの良さはサイドから

カウンターを選べる点だろうか。

ティムールエネルギーの対応力がそれを

物語っている通りだ。

 

 

■実践編

そして9月29日当日。私はティムール恐竜

としてデッキを完成させ、FNMに参加した。

そのレシピが下記になる。

 

・クリーチャー

大物群れの操り手4

オペテクの猟匠4

群棲する猛竜4

切り裂き顎の猛竜4

レギサウルスの頭目4

殺戮の暴君1

栄光をもたらすもの3

 

・スペル

恐竜との融和4

凶暴な踏みつけ4

稲妻の一撃4

サヒーリ・ライ2

 

・土地

森5

島1

山3

隠れた茂み2

根縛りの岩山4

植物の聖域4

尖塔断の運河3

 

・サイドボード

怒り狂う長剣歯2

削剥2

暴れ回るフェロキシドン3

否認4

真っ二つ1

押し潰す梢3

f:id:akiyamamtg:20171001022943j:plain

 

元々ギシャスがいたスペースには

栄光をもたらすものを採用。

これは飛行対策も兼ねてだが、

ミラー戦になったとき、相手に対して

とてつもなく強いカードになると考え

採用した。

そして対戦相手が口を揃えて言っていた

セリフがある。

「サヒーリは別にいいんだけど…」だ。

フェリダーが消えたあとサヒーリの効果は

軽視される傾向があるが、書いてある

ことは中々頭おかしいのだ。

恐竜においてはレギサウルスをコピーする

ことで14点ダメージが入ることが

騒がれていたが、単純にそれどころでは

ない。

 

群棲する猛竜や切り裂き顎の猛竜がいる

場面でサヒーリが殴りにくくなるのだ。

+1効果で不要なカードはデッキ下に

送り、強力なカードを引き込む。この

動きから入ればサヒーリは2回コピーを

作ることが可能になる。

レギサウルスやグローリーをコピーすれば

ゲームの主導権を握るのは間違いない。

むしろエームエンドまで見えてくる。

そこを甘く見ているプレイヤーが多いので

は?と感じている。

 

そして申し訳程度に入っている殺戮の暴君。

ギシャスの効果で出せたら強いだろうが、

そうでもないなら本当にメインからは抜いて

いいと思う。

 

では活躍してくれたカードを3位から発表しよう。

 

■3位

栄光をもたらすもの

f:id:akiyamamtg:20171001014636j:plain

想定通り、決勝の恐竜ミラーで大活躍だった。

2戦目のゲームでも督励後、次ターンに

サヒーリからコピー作成でさらに督励という

動き。※恐竜は全く関係ないが。

除去と4点が同時にとれるのは本当に強かった。

 

 

■2位

暴れ回るフェロキシドン

f:id:akiyamamtg:20171001014903p:plain

情報が出た時から強いな。とは思っていたが

使ってみると想定の5倍強かった。

1戦目が白の大量トークン+冠毛の陽馬だった

ため、尚更ガン刺さりしていた。

フェロキシドンを着地させたあとは

稲妻の一撃や凶暴な踏みつけ、圏内に入れば

栄光をもたらすもので速攻アタック。

トークン系、ライフゲイン系デッキの

サイドボードには複数枚積まれることに

なるだろう。

 

■1位

押し潰す梢

f:id:akiyamamtg:20171001020435p:plain

このカードは本当に強かった。

・変なデッキのコンボ破壊

・相手のグローリーを落とす

 

実際に敵のグローリーを落としたゲームや

エンチャントを破壊したゲームは勝っている。

今回は当たらなかったが、ギフトに採用されて

いる【発明の天使】や復権が予想される

【キランの真意号】。またイクサランで

追加された伝説のエンチャントたち。

これらのカードをこの1枚で対応しきって

しまうのは優秀という言葉以外で言い表す

事が私にはできない。

先にも話した通り、恐竜は飛行に弱い。

それを補う意味でも押し潰す梢のサイド

採用は正しかったと思う。

 

 

 

 

■FNM結果

1戦目 青白冠毛の陽馬○×○

先行→マナカーブ通りに動いて勝ち

後攻→土地事故+サイドカード引かず負け

先行→フェロキシドンで封殺

 

2戦目 ジェスカイアグロ○○

後攻→アグロして勝ち

後攻→飛行が多い印象があったため、梢採用。

   残骸の漂着などでいなされつつも、

   レギサウルス→グローリーなど枚数損

   を計算しつつアド差つけて勝ち

 

3戦目 ナヤ恐竜○×○

後攻→相手のコンバットに対して稲妻の一撃で

   先手後手差を入れ替え。それから勝ち。

後攻→計算ミスで点数が足らず負け。※プレミ

先手→凶暴な踏みつけのタイミング勝負。

   先に出したサヒーリ(忠誠度4)から、

   切り裂き顎コピー、グローリーコピーで

   プレーヤーに稲妻の一撃を撃って勝ち。

 

 

 

■総括

恐竜はサイドチェンジ後が楽しい。

ただ正直言って好みの動きをする

デッキではない。

強いことは証明できたと思うので

このデッキに勝てるデッキをこれから先

考えていく必要があることは明確になった。

 

来月からは青黒海賊も調整していきたい

と考えている。

デッキ研究に終わりはないのだ。